■ 炭を使用することで「CO2排出量」はゼロ!?
今、栄養素としてはもちろん、エコの視点から家畜の飼料となる「木酢液」が注目されている。木酢液を採取する為に使われる炭は、再生能力に優れたナラ材を使用する。ナラの木は、定期的に伐ることで新芽を出し約20年で元気な森に生まれ変わる。逆に人の手を入れないと再生能力が低下し、やがて荒れた森へとなっていく。つまり、森林資源のサイクルを効率良く資源を活用した『日本の知恵』として「エコ」の要素が強いのである。
また、技研食品は原料となる樹にこだわりをもつ。使用しているのはコナラやミズナラなどの岩手県産の広葉樹のみ。計画的に伐採することでCO2の吸収が活発になり、豊かな森林づくりに貢献するためだ。「森を守る」ということを意識し、伐採した樹を燃やした際に排出される煙を無駄にせず、冷却、液体化した「木酢液」を飼料に使用している。
更に、木炭の製造、消費によって排出されるCO2は、もともと木材が大気中から吸収したものを、大気中に還元していることから、「カーボンニュートラル」と捉えることができる。
だが時代とともに、燃料が木炭から石油に変わったことで、木炭の生産量は激減してしまった。