■ 食のブランドを守り続ける 知的財産権の重要性とは
去年から今年にかけて話題となった知的財産権問題といえば、東国原英夫宮崎県知事が自身のキャラクターイラストを自由に使うことを認めていた件がまず思いつくだろう。確かに東国原知事=宮崎県で知名度は上がったものの、それに便乗して、宮崎県とは無関係の商品や偽装食品にまで使用されたことが、イメージダウンにつながってしまっているとして議論が続いている。
発明、意匠、商標、著作物、及び営業秘密等を「知的財産」といい、それらの創作者に与えられる権利が「知的財産権」である。商標は1つひとつがその所有者によってしっかり管理されて、安心のブランドとして認知されるもの。知名度を上げたいが、管理ができなければ、息の長いブランドとはなり難い。
食品でブランド管理を行い、多くの人にその良さを知ってもらうことは、直接の消費者の安心感に結びつく。
例えば、フランスではボルドー産のワインや、イタリアのパルマハムなどは、品質管理を徹底し、独自のイメージをつくりあげ、ブランド管理を厳重に行うことで、世界各国に対してのブランディングに成功している。
しかしながら、日本ではあまり行われてこなかった現実がある。そんな中、食品の知的財産権という立場を意識しながら、26年前から取り組んできたのが「地養卵」なのだ。