高くても求められるロイヤルブランド
『地養卵』が実証する食の二極化
技研食品(東京都新宿区 代表取締役 大嶋孝敏)は、創立から卵のブランド構築に力を注ぎ、特殊卵ブランド「地養卵」の知名度をあげてきた。
この地養卵は、炭を燃やした煙からとれる有効成分「木酢液」を飼料として使うことで、安全で上質な卵を提供できるというのが特徴だ。
穀物価格や運送費の上昇などの理由から、畜産物の価格上昇が話題となるなか割高になるものの、地養卵を求めて農家から直接“お取り寄せ”するという人もおり、食への意識は二極化の様相を見せている。
■ 30円値上げ!それでも苦しい農家の現実!
8月から他のブランド卵と同様に値上げしている「地養卵」だが、現状では各小売店の販売計画に基づいて、徐々に1パックにつき30円ほどの値上げがなされている。これにより売上が多少落ち込んだものの、時勢を反映して大きな反感はなく、消費者に受け入れられている様子だ。
 しかしながら飼料代、運送費、包材費など卵が小売店に届くまでの過程でかかるすべてのコストが上昇している今、卸売価格ですでに値上げした30円を越えるコスト上昇に見舞われているのが現実だ。30円の値上げでは農家は賄いきれないということになる。この状況はどこの農家も変わりないため、今後さらなる値上げも考えられる。
 
■ それでも増える「お取り寄せ希望」の声
食料価格の上昇から、少しでも安い食品を求めたいという消費者の心理がある一方で、技研食品には地養卵を直接買いたいという“卵のお取り寄せ”を希望する人の問い合わせもある。

「知人に贈ってもらった」「引っ越しをしたので店で買えなくなった」ということで地養卵を購入できる店を聞くこともあれば、「産地が近い地養卵がほしい」といった声も聞こえてくる。

どこのスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも買える卵を、宅配料金を別にかけてまで卵を直接買いたい人がいるのだ。

背景には味へのこだわりと、食の安全に対しての意識が高まっていることがあるだろう。
そうした消費者に向けては、なるべく近くの生産者を教えるだけでなく、「平飼いをしている農家」や「エサへのこだわりが徹底している農家」の紹介を行っている。

私たちの生活になくてはならない食に対しての関心がますます高まるなか、農家の世代交代も進み、業界再編の時期にきている鶏卵業界。
技研食品では、地養卵の品質と味わいの向上に努め、安全な卵を食卓に届けるための企業努力や広報活動にさらに力を注ぐ考えだ。
<「木酢液」を使用した『地養卵』の特長>
● 体内環境を整えた健康な鶏から生まれた安全かつ上質な卵
● 卵の臭味を排除している
● 甘みとコクをもつ卵本来の味を再現している
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